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若者たち - 2013.07.09 Tue
前記の続きです。ちょっと長くなります。
ふれあいセンターの門が9時半に閉められ、門の中に車を停めていた家族の皆さんが
帰って行ったあと・・・
私達ふたりはひたすら夜空を眺めていました。
しばらくして、下側道路から若者の賑やかな声がしました。
と同時に、小さな灯りが2つ道路を登ってきました。
私・旦那「ん?∑(゚ω゚ノ)ノ 自転車????」
2台の自転車が近づいてきました。
しかも1台はママチャリ。もう1台はマウンテンバイク?ロードバイク?
若者2人が「ひーひーふーふー」言いながら自転車をこいで上がってきました。
ここは車で上がってくる道路。
なんぼ自転車が流行ってるからといっても、夜遅くにこんなところまで…
若者A「ここまっすぐかぁ~??」
若者B「たぶん、まっすぐやと思うでぇ!」
迷ってる様子。
真っ暗で顔も見えないけれど、数メートル離れた彼らに
私「どうしたん!??迷ってるん???」
すると
若者AB「はい!生駒の山頂はこっちでいいんですかぁ?(ヒーヒーフーフー」
とにかく真っ暗で、顔もはっきり確認できないんですが、全身、汗だくの二人。
私「この道路、自転車で上がってくるん、すごいわ。
そやけど、なんでひとりママチャリなん?!生駒山へママチャリで登るて(笑)」
若者A「出発前に自転車壊れて、急きょママチャリになってしまったんです(T_T)(ヒーヒーフーフー」
私「どこから?」
若者AB「守口です(ヒーヒーフーフー」(我が家から車で30分のところ)
私・旦那「え~~~~!?」
若者A「ここまで3時間かかりました。めっちゃしんどいです(~_~;(ヒーヒーフーフー)
3時間前に生駒行こうって急にふたりで決めて、来ました」
私「すっごー!私ら、1時間前に生駒行こうって決めてん(笑)」
若者B「1時間前で、もうここにおるし・・・(笑)」
ようやく呼吸が落ち着いてきた若者AB。
身分を聞いてみると、二人とも吹田にある有名私立大学の商学部1回生。
若者B「僕ら、まじめな大学生です」
若者A「そうです。タバコも吸いませんし」
若者B「こないだ、警察に止められて“所持品を見せなさい”って言われて鞄の中身を
全部見せたんですけど、怪しい物なんて、ひとつも出てけえへんし、逆に悲しくなりました」
(警察も怖くないし、をアピールするふたり)
私・旦那 (笑)
しかし、途中、側でゆっくり止まった普通の乗用車見て、
「パトカーか?」と言った若者AB。内心、警察をビビってるのがわかる(笑)
商学部ということで、
私「堅実やな~。就職には無難やんなぁ」
若者A「はい。そうなんです。」
若者B「でも、会計士とか目指したら院に行かなあかんし、それはムリやし、色々と資格取らな…」
若者A「まずは、簿記。」
若者B「簿記3級、取ったから、ナンチャラカンチャラ・・・」
若者AB「ナンチャラカンチャラ・・・・」しばらく大学の話が続く
私・旦那「ふぅ~~~~ん」←(笑)
若者B「息子さんは・・・?」
私「R大で心理学を勉強してるよ」
若者B「おーーー!僕、本当は心理学勉強したかったんです!!
でも、将来のこと考えた時に諦めました。心理学は院に行かないと
臨床心理とか取られへんし、ナンチャラカンチャラ、意味ないし…
いいな~~、羨ましいな~。是非、僕の成りたかった夢を息子さんに後を継ぐように
言っといてください。」
私・旦那・若者A「はぁ??先やろぉ~~!」
若者B「あ、ほんまや、オレの先や(^^ゞ」
4人、暗闇で延々と大学の話で盛り上がり、生駒山頂への話に戻る。
私「途中、料金所があるけど、そこを自転車で通過させてもらえるのか、わからんよ
みんな車とばしてるから、危ないよ。大丈夫かなぁ、心配やわぁ」
若者A「料金所、300円くらいで通してくれるようお願いしてみます。
大丈夫です、行きます 頑張ります」
山頂までは標高差あと100mほど。
私・旦那「気ぃ付けなアカンでー」
旦那「山頂は遊園地の中にあるからな~」
若者AB「わかりました~!行ってきまーす!!」
と言って、暗闇の道路を上がって行きました。
辺りが静かさを取り戻して、再び星空を眺めつつも、あの若者がどうも気になりました。
「心配やわぁ」
それから10分。上から大声が。
「危ないぞぉーーーー!気ぃつけろぉーーーー!」ワーワーワー
と同時に小さな2つの灯り私達の方へ。
「ただいま~~~!」
私・旦那「か、かえってきた∑(*゚ェ゚*)」
若者が戻ってきました(笑)
若者AB「料金所のおっちゃんにダメって言われました。車しか通ったらアカンて(ヒーヒーフーフー」
私・旦那「やっぱしー」
料金所でママチャリに乗った若者がオジサンに交渉してるのを想像すると面白い…
若者たちは、ここまで来たからにはどうしても自転車で山頂まで登りたい様子。
若者B君がスマホで地図を見て、「道があるぞ!」と言いました。
その道は道路の反対側にある登山道。
その登山道は今年の初めにタコツボちゃんと3人で歩いた道です。
途中、車も通るほどの広めの道でわかりやすくて、行けないことはないけれど…
こんな時間に行くなんて薦められない・・・
若者AB「よし、その道で行きましょう」
と私たちに向かって言う。まるで私達ふたりもいっしょに行く勢い。
私「私らもいっしょにか!?」
全員「(笑)」
私「明日、授業ないの?」
若者AB「3限からなので、大丈夫です」
若者A「午前3時までに守口へ帰れたら…あ、宿題があるんや!…いや、えっかぁ、別に」
若者B「ナンチャラカンチャラ…あの授業は外されへんな~ナンチャラカンチャラ・・・
授業終わったら、四條畷のかっぱ寿司行かなあかんし…」
私「かっぱでバイトしてるの?」
若者B「いえ、友達と約束してて」
(かっぱ寿司に行けば、またこの子に会えるのか…ついついそんなことを思う大阪のオバチャン。
いえ、行きませんけどね(^^ゞ)
若者たちはどうしても山頂を目指したい、山頂で天の川を見る!とのことで、登山道へ向かいました。
私の頭に浮かんだのは「若者たち」の歌詞。
♪だのに~な~ぜ~歯をくいしばり~君は行くのか~そんなにして~まで~♪
もう彼らの健闘を祈るばかりです。
私達は帰宅へ向け、車を走らせました。
彼らが向かった先の登山道入り口でふたりを見つけました。
車を停めて、見てみると
いきなり1台の自転車が入り口の柵にひっかかって、入れず仕舞で悪戦苦闘してる若者。
ドンマイ。
どうなったんだろう、大学生のふたり。
山頂まで無事到着したんだろうか。
私の息子にもこんな冒険好きの友達(YちゃんとNちゃん)がいますが、
若者のパワーには、オバチャン、嬉しくなってきます♪
でも、親御さんは心配なんだろうな~(苦笑)
この話を娘に聞かせると「なんで、車に乗せてあげて山頂に行ってあげんかったん」
と言われました。
私「あ、そっか」
それは気付かんかった・・・
でも、自転車で行ったということが大事なんよね、彼らは。
と言い訳しておきます。
以上、長文、読んで下さってありがとうございました。

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ふれあいセンターの門が9時半に閉められ、門の中に車を停めていた家族の皆さんが
帰って行ったあと・・・
私達ふたりはひたすら夜空を眺めていました。
しばらくして、下側道路から若者の賑やかな声がしました。
と同時に、小さな灯りが2つ道路を登ってきました。
私・旦那「ん?∑(゚ω゚ノ)ノ 自転車????」
2台の自転車が近づいてきました。
しかも1台はママチャリ。もう1台はマウンテンバイク?ロードバイク?
若者2人が「ひーひーふーふー」言いながら自転車をこいで上がってきました。
ここは車で上がってくる道路。
なんぼ自転車が流行ってるからといっても、夜遅くにこんなところまで…
若者A「ここまっすぐかぁ~??」
若者B「たぶん、まっすぐやと思うでぇ!」
迷ってる様子。
真っ暗で顔も見えないけれど、数メートル離れた彼らに
私「どうしたん!??迷ってるん???」
すると
若者AB「はい!生駒の山頂はこっちでいいんですかぁ?(ヒーヒーフーフー」
とにかく真っ暗で、顔もはっきり確認できないんですが、全身、汗だくの二人。
私「この道路、自転車で上がってくるん、すごいわ。
そやけど、なんでひとりママチャリなん?!生駒山へママチャリで登るて(笑)」
若者A「出発前に自転車壊れて、急きょママチャリになってしまったんです(T_T)(ヒーヒーフーフー」
私「どこから?」
若者AB「守口です(ヒーヒーフーフー」(我が家から車で30分のところ)
私・旦那「え~~~~!?」
若者A「ここまで3時間かかりました。めっちゃしんどいです(~_~;(ヒーヒーフーフー)
3時間前に生駒行こうって急にふたりで決めて、来ました」
私「すっごー!私ら、1時間前に生駒行こうって決めてん(笑)」
若者B「1時間前で、もうここにおるし・・・(笑)」
ようやく呼吸が落ち着いてきた若者AB。
身分を聞いてみると、二人とも吹田にある有名私立大学の商学部1回生。
若者B「僕ら、まじめな大学生です」
若者A「そうです。タバコも吸いませんし」
若者B「こないだ、警察に止められて“所持品を見せなさい”って言われて鞄の中身を
全部見せたんですけど、怪しい物なんて、ひとつも出てけえへんし、逆に悲しくなりました」
(警察も怖くないし、をアピールするふたり)
私・旦那 (笑)
しかし、途中、側でゆっくり止まった普通の乗用車見て、
「パトカーか?」と言った若者AB。内心、警察をビビってるのがわかる(笑)
商学部ということで、
私「堅実やな~。就職には無難やんなぁ」
若者A「はい。そうなんです。」
若者B「でも、会計士とか目指したら院に行かなあかんし、それはムリやし、色々と資格取らな…」
若者A「まずは、簿記。」
若者B「簿記3級、取ったから、ナンチャラカンチャラ・・・」
若者AB「ナンチャラカンチャラ・・・・」しばらく大学の話が続く
私・旦那「ふぅ~~~~ん」←(笑)
若者B「息子さんは・・・?」
私「R大で心理学を勉強してるよ」
若者B「おーーー!僕、本当は心理学勉強したかったんです!!
でも、将来のこと考えた時に諦めました。心理学は院に行かないと
臨床心理とか取られへんし、ナンチャラカンチャラ、意味ないし…
いいな~~、羨ましいな~。是非、僕の成りたかった夢を息子さんに後を継ぐように
言っといてください。」
私・旦那・若者A「はぁ??先やろぉ~~!」
若者B「あ、ほんまや、オレの先や(^^ゞ」
4人、暗闇で延々と大学の話で盛り上がり、生駒山頂への話に戻る。
私「途中、料金所があるけど、そこを自転車で通過させてもらえるのか、わからんよ
みんな車とばしてるから、危ないよ。大丈夫かなぁ、心配やわぁ」
若者A「料金所、300円くらいで通してくれるようお願いしてみます。
大丈夫です、行きます 頑張ります」
山頂までは標高差あと100mほど。
私・旦那「気ぃ付けなアカンでー」
旦那「山頂は遊園地の中にあるからな~」
若者AB「わかりました~!行ってきまーす!!」
と言って、暗闇の道路を上がって行きました。
辺りが静かさを取り戻して、再び星空を眺めつつも、あの若者がどうも気になりました。
「心配やわぁ」
それから10分。上から大声が。
「危ないぞぉーーーー!気ぃつけろぉーーーー!」ワーワーワー
と同時に小さな2つの灯り私達の方へ。
「ただいま~~~!」
私・旦那「か、かえってきた∑(*゚ェ゚*)」
若者が戻ってきました(笑)
若者AB「料金所のおっちゃんにダメって言われました。車しか通ったらアカンて(ヒーヒーフーフー」
私・旦那「やっぱしー」
料金所でママチャリに乗った若者がオジサンに交渉してるのを想像すると面白い…
若者たちは、ここまで来たからにはどうしても自転車で山頂まで登りたい様子。
若者B君がスマホで地図を見て、「道があるぞ!」と言いました。
その道は道路の反対側にある登山道。
その登山道は今年の初めにタコツボちゃんと3人で歩いた道です。
途中、車も通るほどの広めの道でわかりやすくて、行けないことはないけれど…
こんな時間に行くなんて薦められない・・・
若者AB「よし、その道で行きましょう」
と私たちに向かって言う。まるで私達ふたりもいっしょに行く勢い。
私「私らもいっしょにか!?」
全員「(笑)」
私「明日、授業ないの?」
若者AB「3限からなので、大丈夫です」
若者A「午前3時までに守口へ帰れたら…あ、宿題があるんや!…いや、えっかぁ、別に」
若者B「ナンチャラカンチャラ…あの授業は外されへんな~ナンチャラカンチャラ・・・
授業終わったら、四條畷のかっぱ寿司行かなあかんし…」
私「かっぱでバイトしてるの?」
若者B「いえ、友達と約束してて」
(かっぱ寿司に行けば、またこの子に会えるのか…ついついそんなことを思う大阪のオバチャン。
いえ、行きませんけどね(^^ゞ)
若者たちはどうしても山頂を目指したい、山頂で天の川を見る!とのことで、登山道へ向かいました。
私の頭に浮かんだのは「若者たち」の歌詞。
♪だのに~な~ぜ~歯をくいしばり~君は行くのか~そんなにして~まで~♪
もう彼らの健闘を祈るばかりです。
私達は帰宅へ向け、車を走らせました。
彼らが向かった先の登山道入り口でふたりを見つけました。
車を停めて、見てみると
いきなり1台の自転車が入り口の柵にひっかかって、入れず仕舞で悪戦苦闘してる若者。
ドンマイ。
どうなったんだろう、大学生のふたり。
山頂まで無事到着したんだろうか。
私の息子にもこんな冒険好きの友達(YちゃんとNちゃん)がいますが、
若者のパワーには、オバチャン、嬉しくなってきます♪
でも、親御さんは心配なんだろうな~(苦笑)
この話を娘に聞かせると「なんで、車に乗せてあげて山頂に行ってあげんかったん」
と言われました。
私「あ、そっか」
それは気付かんかった・・・
でも、自転車で行ったということが大事なんよね、彼らは。
と言い訳しておきます。
以上、長文、読んで下さってありがとうございました。

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● COMMENT ●
若者たち
chieちゃんへ
あの若者、ほんま、Yちゃんみたいやったし(笑)
「chieちゃん誘えばよかったなぁ」って旦那と言うててん。
面白かったよ~☆
暗くて顔がハッキリわからないんだけど、若者B君は、ハーフみたいだった・・・。
チャレンジャーな大学生見てると、こっちが元気もらうわ♪♪
きみのぉ ゆく道わぁ~~…
レコードジャケットの人たち、みんな頭が七三分け。笑える(^_^;)
唄ってると、ある箇所で、はもらせてしまうのは私だけ?学校の音楽で習ったような・・・。
「chieちゃん誘えばよかったなぁ」って旦那と言うててん。
面白かったよ~☆
暗くて顔がハッキリわからないんだけど、若者B君は、ハーフみたいだった・・・。
チャレンジャーな大学生見てると、こっちが元気もらうわ♪♪
きみのぉ ゆく道わぁ~~…
レコードジャケットの人たち、みんな頭が七三分け。笑える(^_^;)
唄ってると、ある箇所で、はもらせてしまうのは私だけ?学校の音楽で習ったような・・・。
又、又、楽しい出会いのその若者たち、ひょっとしてうちの息子!? と、思っちゃたわ。
もう私がその場にいたら、説教しまくりだったりして(笑)
それにしても「若者たち」渋過ぎ〜